作曲ツールの使い方
今はとりあえず、WEB作曲ツールの使い方をご紹介。
※多少は音楽知識があるものとします。
公式サイト → ライブラリ → WEB作曲ツール

[インターフェイス] [タグ打ち] [書き方] [サンプル] [おまけ]



インターフェイス

○ Melody(メロディ)
基本的に、ここに音を入れていきます。
メロディには、メインとなる音を入れていきます。
最大3和音(3つの音を同時に鳴らせる)までできるので、そのうちのメロディとなる部分がここです。
ピアノを弾くときの、通常右手で引くところ。

○ Chord1(和音1)
通常左手で引くことになるのが、ここです。
メインメロディが和音で形成されている場合、ここに2つ目の音を書いていきます。
また、伴奏のようなものがある場合も、ここを使います。
「ドミソ」を同時に鳴らす場合、「ミ」が当てはまる。

○ Chord2(和音2)
Chord1(和音1)と同様ですが、3つ目の音、もしくは伴奏で和音を使う場合には、ここの項目を使います。
「ドミソ」を同時に鳴らす場合、「ド」が当てはまる。

○ 長さ
上の各項目にある「長さ」は、それぞれの入っている文字数です。
ゲーム中の作曲の場合、スキルによって入る音の長さが決まっているようなので、その目安に使います。

○ テンポ
音楽の早さです。
1拍子の音でも、このテンポで長さが変ってきます。
基本は120で、数値が小さいほど、遅くなります。
あまりわからなければ、そのまま120でかまいません。
音を鳴らせて見て、音楽のリズムを変化させたいときに、変更しましょう。

○ オクターブ
音の高さです。
音階は「ドレミファソラシ」からできていて、次の高い「ド」は次の「ドレミファソラシ」の始まりの「ド」です。
オクターブは、どの音階を使うのかを決めるものです。
基本的には4を使います。
3は1つ低い音階、5は1つ高い音階です。

○ ボリューム
音の大きさです。
音に強弱を付けたいときに使いますが、音に慣れていないと難しいので、わかる人だけ使いましょう。
簡単に説明すれば、大きいほど強くピアノを弾いたときのように、迫力のある音になります。
小さいほど、そっとピアノを弾いたときのように、静かな音になります。

○ 基本音の長さ
これは、音階などを直接入力する人向けです。
「ド」ならcと打ち、オクターブ変更に<などを使う人。
右下の鍵盤(白と黒の)を使う場合、そのままで大丈夫です。
テキストエリアに「c4」と書かず、「c」だけで基本音の長さとして扱われます。
これ以降すべてなので、四分音符から途中で八分音符中心になる場合など、基本音の長さで簡略化できます。
スキルレベルに応じて入れられる音の数が決まっているようなので、こうした所で簡略化は重要かもしれません。

○ 音の長さ
4分音符は、1小節(1,2,3,4)にはいる音の数が4つ分の長さと言うことです。
ちなみに「♪」は8分音符。
4分音符の2倍の速さで音が流れます。
付点というのは、「♪.」という感じの音符を示します。
この辺りの詳しいことは、学校の音楽の先生や、音楽の本を調べてみてください。

○ 休符
たん、たん、ん、たん。の「ん」のところ。
つまり、音のないところのことです。
音と同じように、長さも反映されます。

○ 演奏する楽器を選択
何の楽器の音で演奏をするか、です。
それぞれの音の違いは、メロディに適当な音を入れて、演奏して直接聞いて見ましょう。


タグ打ち

ツールを使わないで、直接打ち込むことをタグうちといいます。
意味さえ理解すれば、タグうちのほうが楽です。
最初に基本設定を行って、後は「音」「長さ」を打ち込んでいくだけ。
ただ、覚えるまでは面倒です。
また、公式サイトには、大文字小文字の区別はない、とありますが、小文字で書くことをお勧めします。

○ 基本設定
テンポ、ボリューム、基本の長さ、オクターブがそれです。
基本的に、こういう仕組みでできています。
t120
t120
t120は、「t」と「120」が組み合わさってできている。
テンポ数値
テンポ(t)を数値(120)にする と言う意味。
記号
何をどうする。と言う形。
項目 記号 初期設定用 解説
テンポ t t120 テンポを120にする
ボリューム v v8 ボリュームを8にする
基本の長さ l l4 指示のない音は、4分音符にする
オクターブ o o4 音階の高さ4にする

○ 音階
「ドレミファソラシ」が音階です。
Cメジャースケールがわかっていれば、楽かもしれません。
c8
c8
c8は、「c」と「8」が組み合わさってできている。
8分音符
ドを、1小節の8分の1の長さだけ、音を鳴らす。
音階長さ
何の音をどのぐらいの間、鳴らし続けるか。
c
d
e
ファ f
g
a
b
休符 r


初期設定で長さを決定している場合、省略することができます。
l4 cdefg
[l4]で基本の長さが4分音符に設定されます。
なので、その次にある[cdefg]は、4分音符で「ドレミファソ」を奏でます。

l4 cde L8 fg
このように、途中に入れた場合は、ドレミ[cde]は4分音符ですが、[l8]より後がすべて、つまりファソ[fg]は8分音符になります。

○ 記号
音階(オクターブ)を上げたり、タイを使うときの記号一覧です。
記号 意味 使用例 解説
# 半音上げる c#4 ド[c]を半音上げる(ドとレの間の高さ)の4分音符
> 1オクターブ上げる o4 cde > cde 普通の「ドレミ」 と 高い「ドレミ」
< 1オクターブ下げる o4 cde < cde 普通の「ドレミ」 と 低い「ドレミ」
& タイ※1 a4&a8 4分音符と8分音符を足した長さ
. 付点 e4. ミの付点4分音符※2
※1 タイは、2つの音が書いてあったとしても、タイがある場合は2回音を鳴らさずに、1回で長く音を鳴らします。
※2 付点が着くと、長さが1.5倍になります。たとえば、付点2分音符[2.]の場合、2分音符[2] + 4分音符[4]の長さになります。



書き方

ここで言う書き方は、決まりごとではなくて見やすくするためのものです。

まず、書式はすべて小文字で書くことをお勧めします。
ボクとしては初期設定を大文字で、音は小文字にしたかったけど、サクラ使用の場合は小文字なので対応させるためです。

次に、小節ごとに半角スペースを入れると見やすくなります。
|-- set --| |- 1 --| |- 2 --| |-- 3 ---| |4|
t80l8v12 o4 drargrfe drcrdrfg ar>cr<brgr a1



サンプル

ここでは、サンプルをみながら解説をしていきます。

■ 公式サイトのサンプル
t95v14l16o4 eg#ab>c4&c8<a4. gb>cdd4e8<b4

○基本設定
t95
v14
l16
o4
テンポ(速さ)95
ボリューム14
基本の長さ
オクターブ4
テンポを95にする
指定のない音は、16分音符にする
音の高さを14にする
指定のない音は、オクターブ4にする

○1小節目
e
g#
a
b
>
c4
&
c8
<
a4.
【ミ】
【ソのシャープ】
【ラ】
【シ】
音階UP
【ド】
タイ
【ド】
音階DOWN
【ラ】

半音上げる(黒鍵盤のところ)


オクターブ 4 → 5
│16分音符 + 8分音符
│┃
│┻
オクターブ 5 → 4
付点4分音符

○2小節目
g
b
>
c
d
d4
e8
<
b4
【ソ】
【シ】
音階UP
【ド】
【レ】
【レ】
【ミ】
音階DOWN
【シ】


オクターブ 4 → 5


│4分音符
│8分音符
オクターブ 5 → 4
4分音符



おまけ

このテキスト入力型の音入力は、MML形式と呼ばれたりします。
MML作成ツールが世の中にはあるのですが、中にはマビノギにもある程度対応しているのもありました。
ということで、1つ紹介します。


テキスト音楽「サクラ」
このツールは、すべてが同じではないものの、ほとんどマビノギと同じなのです。
いくつか違うところがあるので、先に明記します。
マビノギ サクラ
大文字小文字 どちらでも 小文字のみ
タイ 「&」 「&」と「^」
テンポ 「T」 「Tempo=」

サクラで作るときは、最初に初期設定を行います。
設定
テンポ 80
マビノギでの基本オクターブ 4
ボリューム 12
マビノギ サクラ
メロディ
t80l8v12 o4 drargrfe drcrdrfg ar>cr<brgr a1

和音1
t80l4v12 o3 a>d<g>c <fgaf8e8 f.r8a>e d2c#2
//--- 初期設定 ---//
System.vMax=15
Tempo=80

Track(0)	// メロディ
l8v12 o4> drargrfe drcrdrfg ar>cr<brgr a1

Track(1)	// 和音1
l4v12 o3> a>d<g>c <fgaf8e8 f.r8a>e d2c#2
System.vMax=15
サクラでは、ボリュームは1〜120になっているので、それをマビノギの1〜15に調節するためのコマンドです。
とりあえず入れればいいです。
Tempo=80
マビノギでは[t80]と入れますが、サクラでは[Tempo=80]と入れなければなりません。
・「>
マビノギのオクターブ4は、サクラのオクターブ5の高さのようです。
そのため、全体を1上げて、調節しています。
Track(0)
サクラでは1つのところにすべて入力するので、メロディは[0]、和音1は[1]、和音2は[2]と入力して、それぞれの下に書いていきます。

サクラでデータを作った後は、サクラのテキストをマビノギ用に書き換えなければなりません。
基本的に、上記で書いた「違うところ」を修正していけばOKです。
たとえば、テンポの場合は、[Tempo=80]となっているところを削除して、それぞれに[t80]と書き込みます。
オクターブも[<]を削除して、マビノギの基本の4に戻します。

テンプレートをねおさんが作ってくれました。
枠内をすべて、コピー貼り付けでサクラに書き込みます。
その後、「ここから」「ここまで」の間のところに、それぞれを書き込んでいけばOKです。
//------------------------------------------------------------------------------
// テキスト音楽「サクラ」音楽データ (dSakura.dll Version.2.36)
//------------------------------------------------------------------------------

曲名{""}
作者{""}
コメント{"リュート用
Melody、Chord1、Chord2の「ここから」〜「ここまで」をマビノギ作曲システムに貼り付け。
但し、サクラでは「Tempo=100」、マビノギではMelodyの最初に「T100」を書く。
"}
//------------------------------------------------------------------------------
Tempo=100 //←テンポ指定
System.vMax=15
System.Keyshift=12

TR(1);@106;q100;o4;r4;
//Melodyここから


//Melodyここまで
TR(2);@106;q100;o4;r4;
//Chord1ここから


//Chord1ここまで
TR(3);@106;q100;o4;r4;
//Chord2ここから


//Chord2ここまで